足の握る力に注目した「アイグリップ理論」で、浮き指を改善しよう!

アイグリップ理論とは、足部本来の「握る」ための構造・機能を復活させる理論です。

現代人に多く見られる「ゆうれい指」「浮き指」といわれる足指に重心がのらない歩き方は、足の指を使わなくても歩ける靴が原因で足裏の筋肉が弱まり、指が上がってしまうと考えられます。
足指が浮いたままの状態で歩いていると、カラダのバランスが不安定になり、腰痛・肩こり・足裏の痛み・ひざ痛など、身体の不調を引き起こす原因になります。

アイグリップ理論について

足部本来の「握る」ための構造・機能を復活させる理論です。

足部機能の見落とし

「直立二足歩行」する人間の足は二足歩行に適する構造・役割に進化したと考えられ、研究と臨床の結果、足部に対する理論(解剖・機能)は確立されました。教科書にも載っています。

しかしこの「二足歩行」に適する進化の考え方によって他の霊長類と差別化され「そもそも」の足の機能を見落としてしまっているのです。
本来足は手と同様に「握る」(キャッチング)ための構造と機能があるのです。

そしてこの握る機能があることで「二足歩行」の運動能力を最大限発揮するとともに足のさまざまなトラブルを根本的に解決することができるのです。

「シワ」から見る足の役割と運動

下記の図は霊長類の手足を比較した図です。
人間の祖先は木の上で暮らしていました。今でも木の上で暮らしているサルの仲間を見てもらうとわかりますが、手(前足)と足(後ろ足)でしっかり枝を握っています。手で物をつかんだりするように人間の足にもそもそも「握る」役割があるのです。

手を軽く握ってみるとわかりますが、手の関節は「シワ」に沿って曲がっていることがわかります。「シワ」には関節を曲げやすくするための折れ線のような役割があります。足も同様に、足裏にもシワがあります。ということは、足裏にも曲がる、つまり握る機能があることがわかります。

霊長類の動物の足には基本的に横方向に、人間は縦方向にシワが走っています。
動物の足は手と同様の方向に折れ曲がり「握る」運動が行われ、人の足は手とは異なり中央に折れ線があり「握る」という運動が行われているのです。

動物の手足の形状は類似していますが、人の手足の形状は類似していません。これは二足歩行に適応するよう進化したものです。しかし基本構造は同じでありそもそも「握る」という機能、役割があるのです。

握るためのアーチ構造

人間の足部にある「アーチ構造」は内側アーチ、外側アーチ、横アーチで構成されています。アーチ構造は、足裏にある筋肉、足底筋群によって維持されています。

一般的に足の裏は土踏まず、つまり内側アーチが1番高いと考えられています。

しかし、骨格を見ると、足の中央部分が1番高くなっています。

これは前述の「タテ方向のシワ」と位置が符合しています。アーチ構造には、内側アーチ、外側アーチ、横アーチの3つがあると説明しましたが、これらは独立したアーチではありません。

3つのアーチは三角形を形成しています。これを立体的に考えれば、3点接地のドームのような図形が出来上がります。この図形全体を大きな1つのアーチと考えれば、アーチの1番高い場所は、足の中央部分の縦ライン上に存在することになり、それは骨格上の一番高い場所と符合するのです。これを「基本アーチ」と呼んでいます。

この基本アーチこそが、足の握るためのアーチ構造です。

このアーチ構造と仕組みによってスプリング機能(ショック吸収)やウインドラス機構などの機能が働くと言われています。

しかし現在定説となっている足の構造ではシワの素行ラインで折れ曲がる「握る」運動を行うことができません。

アーチラインの構造

今度は足底図からアーチ構造を見てみましょう。

アーチ構造は、基本アーチラインが1番高く構成されています。

この構造によって内側、外側で挟み込む、つまり「握る」仕組みになっているのです。
この基本アーチラインの解剖学的位置は第2、3MP関節と立方骨端・楔立方関節部を結ぶラインで形成され、このラインを中心に内側、外側アーチが生まれ足のアーチ構造が形成されているのです。

基本アーチライン

握るための筋構造

一般的にアーチを保持する足底筋膜が重要視されていますが、足には下図のような「握る」ための筋肉群が存在します。

この筋群の作用によって基本アーチラインを中心に内側(拇指ライン)、外側(小指ライン)が挟み込む「握る」動力が生まれるのです。


<基本アーチライン> 各図の左は筋解剖を表し、右図は筋の作用方向を示している。

趾行(しこう)動物と蹠行(しょこう)動物

地面に足をついて活動する動物には趾行動物と蹠行動物がいます。
・趾行動物⇒四足歩行でつま先のみで歩行する前方への推進を主とする単純歩行
・蹠行動物⇒二足歩行で足底全体で歩行する前後左右に動く複合歩行

人間は、ここまで話をしてきた「足部のキャッチング機能」があることで踏ん張りがきき前後だけでなく左右を含む複合歩行を行うことが可能なのです。

握る機能の低下が浮き指を引き起こす

握る機能が低下したことで起こる現代病の代表的なものが浮き指や扁平足、開張足です。
浮き指や扁平足・開張足が原因でおこる症状が、外反母趾やタコ、マメなどです。

二足歩行の足部には内側へローテーションしようとする力がかかります。
ローテンションしようとする力が働くとき、「握る」機能と足指のキャッチング力があれば、この力が推進力に変わります。

しかしこの「握る」機能や足指の力が低下していると、浮き指や扁平足、開張足をひき起こすのです。

足圧測定器によるテスト評価

被験者 24歳 女性

身体のトラブル:肩こり(左右 特に左) 腰痛 首痛 足のむくみ
下図は、足圧測定データというもので、足裏のどの部分に体重がのっているかを見るものです。
白赤緑の順に体重がのっており、青色は体重がのっていいない(浮いている)部分です。

アイグリップ理論に基づく「リハビリインソール」を1ヶ月間利用した際の足圧測定データです。
1番左が装着前、真ん中が約2週間後、1番右が装着して約1ヶ月経過後です。

装着前(左)は両足とも浮き指。特に左足は親指下部に圧力がかかってません。
(横アーチがつぶれていると思われます。)

アイグリップ理論に基づく「リハビリインソール」の使用1ヶ月後は、一目瞭然であるが浮き指が全てではないが解消されています。
特に親指がしっかりつくようになったのは非常に良い傾向です。
左右とも足全体に体重が乗るようになりバランスが以前より整っています。

右足は横アーチが形成されつつあるようで、2指3指の下の箇所を頂点に親指下と小指下に圧力がかかるようになっています。
(横アーチが形成されていると認識することができる。)

被験者本人曰く、指が接地しているのが分かるようになったとのことです。

※フットルック開発会社スタッフの評価

アイグリップ理論に基づくインソール

アイグリップ理論に基づき、足裏の握る力を復活させることができるインソールが、このリハビリインソールです。

足の基本アーチに着目した構造により、靴に入れて歩くと、足裏を握る運動ができるようになっており、足指・足裏を鍛えることができ、足裏バランスが整います。通勤やウォーキングなど普段通りに歩くだけで、特別な運動なしに浮き指・扁平足・開帳足が改善します。

一般のインソールは足の筋力低下を「補う」のに対し、リハビリインソール「ふんばるくん」は、足本来の機能を「取り戻す」効果が得られるのです。

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